OSHIIRE BOX

地方在住。育児・推し・ドラマ・日々の生活の備忘録。

頭の中の山手線

我が家は一年の半分くらいがいわゆる『ワンオペ育児』になる。

夏前から夫は毎日私と息子が寝てから帰宅し、9月からは土曜も出勤になる。

今私の職場は少し特殊で、ほとんど一人で仕事をしている。(もちろん従業員はいるんだけれど、部屋としては一人。)

となると、なかなかアウトプットする場所がない。

出産前の事務所だと、仲のいい先輩と毎日いろんなことをおしゃべりしていたのだけれど、今は本当に話をする相手がいない。(いても40歳以上の男性ばかり)

 

それが原因かどうかはわからないんだけども、自分が本当に思っていることを話すと涙が出るようになった。

というのも、すごく省エネで生活していて、出来るだけ感情のふり幅を大きくしたくはないし、怒りたくないし、高ぶりたくないし・・・・

感情の起伏でくたびれる、ということをしたくない。

もちろん怒るときもあるし、めちゃくちゃうれしい時もあるよ。

 

 

ただ、年々人と接するのがすごくうわべだけになってしまってきている。

 

先日、飲みに出かけたときに後輩に「ねりさんってすごく考えながら話しますよね~。」とサラッ言われた。(鋭いことを言うこの後輩を一目置いている)

 

もちろん話をするときって思ったことをそのまま話しているのだけれど、言われてみればすごく無難な会話をしている気がする。

 

「本当はこう思っているんだけど、たぶん相手はそういう答えを望んでいるわけじゃないだろうからこうやって言っておこう」みたいなことがきっと頭の中身を囲んでずーっと走っているんだとおもう。(ト〇カのプ〇レールのように)

 

 

昨日、夫と息子のことで話をしていて、自分の意見・考えを話ししていたらやっぱり何かこみあげてきてしまった。

 

でも、まだこみ上げてくることができて、その相手が夫っていうのは幸いかな、と思う。

 

そして、なんだか自分の根本にあることに気が付いてしまうとちょっとズーンとくるなぁ。

 

 

 

 

 

おしまい。